「愛猫が体を過剰に舐めて毛が抜けてしまう…」
「病院に通っても、フードやサプリを試しても一向に治まらない…」
愛猫の過剰グルーミングや舐め壊しに悩み、試行錯誤を繰り返しながら途方に暮れていませんか?
わが家の愛猫・ゼウスも、2021年に発症してから5年間にわたり過剰グルーミングと闘ってきました。
病院へ通っても原因は特定できず、一時はエリザベスカラーと皮膚保護服が手放せない日々が続いたこともあります。
5年間の試行錯誤を経て辿り着いた結論は「無理に完治を目指すのではなく、正しい知識で症状をコントロールする」ということでした。
現在は「体質に合うフード」と「初期対応の工夫」により、薬を最小限に抑えながら穏やかな日常を取り戻しています。
この記事では、5年間の闘病経験から分かった「本当に効果のあった4つの対策」と、「飼い主さんが知りたいQ&A」を包み隠さずまとめました。
あくまでもわが家の愛猫のケースなので、他の猫ちゃんにも効果があるかわかりませんが、同じ悩みを抱える飼い主さんが、少しでもラクになるヒントになれば幸いです!

5年間の闘病経験でわかったこと
ゼウスの過剰グルーミング対策をいろいろ試してきましたが、その中で実際に効果を感じたのは次の4つでした。
- 肉原料が「鹿肉単体」のキャットフード(チキンなど他の肉類が含まれていないもの)
- 舐め壊しが起きた時は、ひどくなる前にステロイドを投薬すると効きやすい
- グルーミングの頻度が極端に増えたらシャンプーをする(タオルドライ後に好きなだけ舐めさせると落ち着く傾向あり)
- シャンプーでもおさまらない時は、皮膚保護服を着せて物理的に舐めさせない(炎症が落ち着くまで短期間だけ着用)
過剰グルーミングは完治が難しいので、獣医さんと相談した結果、「皮膚に炎症さえ起きなければOK。多少の脱毛は良しとしよう」という方針で向き合っています。
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現在は症状が安定しており、「鹿肉フード」と症状が出た時の「頓服ステロイド」でうまくコントロールできている状態です。
ちなみにわが家の場合、飼育環境を変えていないのに、急に状態が悪化したり改善したりすることがありました。
そのため気温・湿度・花粉といった「季節性の環境要因」も、ゼウスの過剰グルーミングには関係しているのではないかと推測しています。
猫の過剰グルーミング Q&A
Q. 過剰グルーミングの原因は?
A. アレルギー、ストレス、分離不安、皮膚病、寄生虫、痛み、内臓疾患、ただの癖など、原因は多岐にわたり個体差があります。明確な病気であれば、適切な治療で改善する可能性があります。
ですが1年以上通院しても改善しない場合や、セカンドオピニオンでも理由が分からない場合は、病気以外の要因(精神面や体質など)の可能性が高くなります。
そうなると原因特定は非常に難しいため、思い当たる環境を1つずつ改善しつつ、「これがこの子の体質なんだ」と受け入れて付き合っていくことになります。
Q. 過剰グルーミングをやめさせる方法は?
A. 完治させるという意味ではありませんが「一時的に止める対策」として、わが家で効果があったのはシャンプーです。
過剰グルーミングが起きている時は、猫自身も舐めるのをやめられない状態になっています。そこで「いっそ好きなだけ舐めさせよう!」という発想に切り替えました。
「シャンプーで洗う→しっかりすすぐ → タオルドライする」と、猫は濡れた体を乾かそうと夢中で舐め続けます。
そして毛が乾いてくると同時に舐めるのをやめ、舐めたい欲求が満たされたのか、わが家の場合はその後の過剰グルーミングが落ち着くことが多いです。
そのまま治まることもあれば数日後に再発することもありますが、困った時の対処法として実施しています。
たとえグルーミング抑制の効果がなかったとしても、薬用シャンプーでただれた皮膚を清潔に消毒できるので、やる価値はあると感じています。
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Q. 効いた薬はある?
A. わが家の場合はステロイド(内服薬)が効きました。
しかし症状が重症化している時期にはあまり効果を感じず、安定期にたまに起こる舐め壊しの初期対応として使うのが一番効果的でした。
塗り薬は舐めてしまうため使っていません。
Q. 効いたサプリはある?
A.発症初期の頃「リラックス効果のある乳酸菌サプリ」がよく効きましたが、数ヶ月後には効かなくなってしまいました。
本当にサプリが効いていたのか、あるいは過剰グルーミング特有の「改善と再発の波」のタイミングが重なっただけなのかは不明です。
ただ人間でも「腸内環境が整うとアレルギーが緩和される」「免疫細胞の大半は腸に集まっている」と言われているように、猫も腸内環境を整えることは大切だと感じます。
今はサプリを与えていませんが、4種の乳酸菌と4種のプレバイオティクス(菌のエサ)が配合されたフードを与えています。
Q. 効いたキャットフードはある?
A. わが家のゼウスには、肉原料が「鹿肉単体」のフードが体質に合っているようで、「Forema Basis 鹿」というキャットフードを1年くらい続けています。
過去にアレルギー除去食、ビーフ、ラム、フィッシュなども試しましたが変化なし。
唯一、鹿肉に似た「カンガルー肉」は最初の2ヶ月間とても調子が良かったものの、半年後には再発してしまいました。
鹿肉のキャットフード(ドライ)は種類が少なく、「鹿肉フード」と書かれていても、原材料にチキンやビーフが含まれている製品もあり、それらを試した際はあまり効果がありませんでした。
現在与えている「Forema Basis 鹿」は鹿肉単体のフードですが、それでもたまに舐め壊しが起こることはあります。
ですが、体質に合わないフードを食べていた頃に比べて重症化しにくくなり、症状をコントロールしやすくなったと感じています。
Q. おすすめの舐め壊し対策は?
A. 舐め壊し(皮膚がただれて炎症を起こした状態)を防ぐには「皮膚保護服」がとても役に立ちました。
エリザベスカラーは動きが制限されてしまうので、服を着ても平気な子であれば皮膚保護服がおすすめです。
逆に服を着ると動けなくなる子にはエリザベスカラーが向いているので、愛猫の性格に合わせて選んであげてください。
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皮膚保護服は慣れたら動きやすい反面、デメリットもあります。
それは服の上からでもグルーミングできてしまうため、生地がすぐに傷んで穴が開きやすいこと。
対策として、3枚ほど用意して週に1〜2回着替えさせると長持ちしやすいです。
生地はこのジャージ素材が丈夫でした。

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ゼウスは1歳から皮膚保護服を始めたので、成長とともに服をサイズアップしていきました。
- 体重4.9kg→CMサイズ
- 体重5.1kg→CLサイズ
- 体重5.2kg~5.6kg→C2Lサイズ
3歳になり体重が5.5kg前後に落ち着いてからは、一番大きいサイズ(C2L)を「ゆったりめ」で着用していました。
ぴったりサイズは、摩擦で毛が薄くなってしまうのが気になったので。
しかし「ゆったりめ」には、思わぬ落とし穴がありました。

通常の四つ足状態では問題なかったのですが、かがんでグルーミング姿勢になると、こんな風に患部(下腹部)が丸出しでした。
以前は問題なく使用できたので、状況によっては「ぴったりサイズ」の方が良いのだなと感じました。
通販は試着ができずサイズ選びが難しいため、最初は1着だけ購入して「フィット感」や「実際に着用して患部をカバーできているか」を確認した上で、追加購入することをおすすめします。
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