【過剰グルーミング2】お腹の舐め壊し対策

過剰グルーミング

前回の記事はこちらをどうぞ。

【過剰グルーミング1】舐め壊しから腕を守る方法
過剰グルーミングをしてしまう愛猫の【対策】や【治療法】を綴っています。

通院記録

2021年5月。過剰グルーミングの相談をするため、かかりつけ病院を受診した

服を着用してたおかげで、ただれていた腕はかなり回復した。

しかし服を脱がせると、

この動画の通り、過剰グルーミングが止まらなくなる。

そのため皮膚炎が治っても、服を卒業させることができない

診察台の上でも、服を着てない状態だと一心不乱に腕を舐めまくる。

その様子を見た獣医さんが、

「これは重症だね。ふつうは診察台にいたら、緊張して舐めるのやめますよ」

と言っていた。

病院ではまず皮膚の検査をし、真菌(カビ)や寄生虫がいないかを調べた

結果は異常なし。

念のためフロントラインを投与して、ノミアレルギーの可能性も消去しておいた。

次はアレルギー性皮膚炎の可能性を検証

先生曰く、

「アレルギーと発症部位は違うけど、ゼウスの皮膚の状態はアレルギーと似ている」

とのこと。

ステロイドを1週間分もらって様子を見ると、舐める頻度は1~2割くらい減った

そして皮膚炎も落ち着いてきた

舐める頻度が思ったより減らなかったので、アレルギーによるかゆみで舐めていた可能性は低そう

ちなみにかかりつけでは、猫のアレルギー検査は推奨していなかった。

理由は、

  • 検査項目が限られている
  • 高額なわりに、治療に役立たない

十分な検査内容ではなさそうなので、キャットフードをアレルギー除去食に変更して様子を見ることに。

過剰グルーミングの治療としては、皮膚炎がひどくなったら適宜ステロイド投薬をメインに進めていくことになった。

困った!患部が下腹部へ拡大

2021年7月。オーダーメイド服のおかげで、腕を100%カバーできるようになった。

しかし新たな問題が浮上。。。

腕は服でしっかり守られているが、次第に過剰グルーミングの部位がお腹へ移ってしまった

お腹をカバーするとなると、全身の皮膚保護服が必要になる。

でも以前つなぎを試した時は、かなりストレスになっていたので、着せたら過剰グルーミングが悪化するのでは。。。

つなぎは使用せず、ゼウスを監視して「お腹を舐めていたらやめさせる」というアナログな方法をとることにした。

【術後服】を試してみた

2021年9月。お腹の舐め壊しが悪化

ストロイドを服用していたけど、グルーミング頻度が増えて皮膚炎がおさまらない。

これはもう、つなぎを着せるしかない。。。

できるだけ体への負担が少ないつなぎを探した結果、術後服を着せることにした。

お腹もしっかりカバー!

これで舐め壊し防止はできたけど、一つだけこの術後服にも弱点があり。。。

それが背中部分。

脱着用のマジックテープが気になるようで、めちゃくちゃかじってしま

術後服では無理か。。。

しかも生地が薄く、すぐに破れてしまうので、ゼウスには合わなかった。

理想的な【つなぎ】を発見

2021年11月。マジックテープ以外の術後服や、猫用の皮膚保護服などを試してみた。

しかしどれもすぐに破れてしまう

グルーミングですり減ってしまったり、かじって破ってしまったり。

1着4,000円くらいするので、1週間おきに買い直していたら、お財布がもたない。。。

猫服難民と化していたところ、ある1着がとても長持ちした。

それがこちら。

ジャージ素材の猫服。

full of vigor(フルオブビガー)さんというメーカーで、今までもこちらで術後服やつなぎを購入していた。

これはいけるぞ!と思い、ジャージ服を3枚購入。

1週間おきにローテーションで着せてみると、1年以上経っても破れなかった。

グルーミングで毛羽立ってはきたけど、穴があくことはなく、とても助かっている。

というわけで、ロンT+ジャージつなぎがゼウスの定番に。

ただ上半身(主に腕)は一番グルーミングが多いので、ロンTは頻繁に穴が開いてしまう。

ザラザラ舌に耐えれる猫服、どこかに売ってないかな。。。

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