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【過剰グルーミング7】フードを選ぶ基準

過剰グルーミング
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今まで試したフード

ゼウスが今までに試したフードはこちらです。

これらの原材料を比較し、食物アレルギーの原因を探しました。

まず最初に試したのがロイヤルカナンとヒルズの療法食。

いずれも主原料は米で、タンパク質は加水分解(アレルギーが出ないよう低分子化)されています。

でもゼウスの過剰グルーミングには効果なし。

そのため「食物アレルギーが原因ではない」と思いましたが、もしかしたらゼウスは一般的な「食物アレルギー」ではなく、ちょっと特殊なアレルギー体質なのかも?と考えるようになりました。

食物アレルギーの多くはタンパク質が原因とされていますが、

  • 米にも反応するのかも?
  • 加水分解されても反応するのかも?

という推測のもと、米・チキン・大豆・コーン・小麦を含まない製品を選ぶようにしました。

とはいえ、全てが除外されたフードは少ないので、一部含まれた製品も試すことに。

原料が「チキン不使用」のものは、代わりに「魚」が使われている製品が多かったです。

そこでナチュラルバランス(サーモン)、フォルツァ10(魚粉)、ソリッドゴールド(スケトウダラ/ドライターキー)などを試しました。

しかしグルーミング頻度は減らず。。。

メディファスの食物アレルゲンケアは、主原料がポークミールでした。

キャットフードで豚肉とは珍しい!

これが合えばコスパが良いし、ホームセンターで購入ができて便利だなと思いましたが、残念ながら効果なし。

そして唯一効果を感じたのが、主原料が鹿肉の クプレラ ベニソン&ポテト でした。

1ヶ月くらいで「グルーミング減ってきたかも」と感じられました。

食物アレルギーじゃないかも!?

クプレラのおかげで、ハゲたお腹に産毛がふわふわと生えてきました。

猫の過剰グルーミング

ゼウスは食欲旺盛で、フードの好き嫌いなく何でも食べてくれる子です。

しかしクプレラだけは、あまり好きではないようでした。。。

だんだん食べ残しが増えてきたので、残っていたメディファス 食物アレルゲンケアを混ぜて完食させていました。

本来食物アレルギー用の食餌は、効果がない(=アレルゲンが含まれている)フードを混ぜたら意味がないのですが、メディファスを混ぜてもちゃんとクプレラの効果はありました

ということは、

メディファスにアレルギー反応を起こしていたわけではなく、クプレラの何らかの成分】が過剰グルーミングを抑えているのかも?

という可能性が出てきました。

つまり、

食物アレルギーではないかも。

2024年1月にクプレラ公式HPを確認したところ、猫用のクプレラ ベニソン&ポテト は廃番になっていました(悲)

クプレラに代わるフード

クプレラの特徴と言えば、主原料が鹿肉ということ。

もしかしたら鹿肉に、過剰グルーミングの有効成分が含まれているのかも?と考えるようになりました。

しかし肉類が鹿肉単体というキャットフードは、なかなか見つからず。。。

鹿肉と謳っていても、ほとんどが鹿肉+チキンでした。

食物アレルギーの可能性は低いけど、できればチキン・大豆・穀物を含まないフードで試したい。

そこで鹿肉に似た、カンガルー肉のフードを買ってみました。

キアオラというニュージーランドのメーカーです。

キャットフードキアオラのカンガルー肉

お肉の使用はカンガルーのみ。

カンガルーはオーストラリア産のジビエだそうです。

今までカンガルーのお肉は、ちょっと可哀想な気がして敬遠していましたが、昨年オーストラリアへ行った時、

「カンガルーって、日本の鹿のような存在なんだ」

と感じ、ジビエならキャットフードとしてアリかと思うようになりました。

キャットフードキアオラのカンガルー肉

お肉以外の動物性タンパク質にはも使用。

注意書きで「魚の名前」も明記してくれているところに好感が持てました。

栄養成分はタンパク質30%以上(AAFCO基準26%以上)、糖質29%以下(理想値30~40%以下)でなかなか優秀。

ちなみに糖質はパッケージに記載されていないので、自分で計算しました。

キャットフードの糖質

糖質が多いと「炭水化物=安価なかさ増し原料」が多いというイメージがあり、できるだけ低糖質なフードを選ぶようにしています。

以前はロイヤルカナン、ヒルズが信頼できるフードメーカーの絶対王者でしたが、原材料や成分でフードを選ぶようになってからは、上には上がいることを知りました。笑

キアオラ カンガルーで一つだけ気になったのは、鶏脂が含まれていることでした。

もしチキンアレルギーだったとしても、お肉でなければ大丈夫なのかな?

ひとまず2ヶ月くらいキアオラを試してみて、また結果を報告させていただきます。

追記:鶏脂に関して「鶏タンパク質は、鶏脂の抽出過程で除去されており、アレルギーの心配はございません」というメーカーの回答がありました

 

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