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【過剰グルーミング14】乳酸菌サプリ・ラムフード・鹿肉パウチを試した結果

過剰グルーミング
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こんにちは、ネコリテです。

猫との暮らし方や悩み事など、実体験をもとにブログを書いています。

今回は2024年末~2025年2月の過剰グルーミング状況についてまとめました。

過剰グルーミング再発後の様子

愛猫ゼウス/過剰グル歴4年

2024年秋には落ち着いていた過剰グルーミングですが、11月下旬から再発。

下腹部の脱毛が始まり、今まで調子が良かったフード、キアオラ(カンガルー肉)も効かなくなってしまいました。

カンガルー肉での改善は諦め、同じキアオラのラム(羊肉)へ切り替えてみました。

しかし下腹部だけだった舐め壊しが腕にも広がり、悪化の一途をたどることに。

フードを切り替えて1ヶ月経っても症状は変わらず、皮膚保護服を着せても下腹部の炎症は進行。

腕の症状も悪化してきたため、久しぶりに長袖を着用しました。

服を着ることで物理的に皮膚を守っているのですが、下腹部は服の防御力が弱いことが気がかりでした。

猫のザラザラ舌は強力なので、服越しに舐めてしまうのか、それとも隙間から舐めてしまっているのか?

そんなある日、ようやく原因が判明しました。

なんと下腹部が全開!

グルーミング中の姿勢になると、下腹部が丸出しになっていました。

これでは服を着ていても効果がないわけです。

腕の炎症は落ち着いたため、長袖は脱がせることにしました。

ネコリテ
ネコリテ

皮膚保護服に関しては、なるべく長期間の着用は避けてるよ。通常は1〜2週間着せて、皮膚炎が落ち着いたらいったん脱がせる。そして舐め壊したら再び着せるようにしてるよ。ただ今回はそれができないのが悩みどころ…。

このままでは改善が見込めないため、エリザベスカラーを装着。

ゼウスの場合、エリカラをつけると舌が届きにくくなるだけでなく、不思議と過剰グルーミングそのものが減る傾向があります。

まるで首回りに「過剰グルーミングを抑えるツボ」があるかのよう。

エリカラは常時着用ではなく、執拗に舐め続けている時に限定して装着しています。

ゼウス(体重約6kg/大きめのオス猫)が使っているエリカラの大きさは、直径が約25cm。

日常生活に支障なく、下腹部の舐め壊しを防ぐことができています。

さらに、ステロイド投薬も再開しました。

以前は「予防」と「治療」の目的で使っていましたが、

【予防目的】かゆみを減らして舐め壊しを予防する
【治療目的】舐め壊しによる皮膚炎を治す

最近は効果をあまり感じられず、定期検診の際に相談し「症状がひどい時のみ短期集中で使用する」方針に変更しました。

そして「エリカラ+ステロイド」を導入して2週間後、

ようやく下腹部の皮膚炎が落ち着き、毛も生え始めました。

しかし新たな問題が…。

腕に特大の脱毛が見つかりました。

今度は腕の脇のあたりで、以前ただれていた部分よりも上。

半袖で覆われているはずですが、どうやら隙間から舐めてしまっていたようなので、長袖を再開しました。

なるべく皮膚保護服の着用は最低限にしたいのですが、今回の再発ではなかなか手放せずにいます…。

「乳酸菌サプリ」を試した結果

日頃から過剰グルーミングについて検索しているせいか、ネット広告に「ペット用サプリメント」が頻繁に表示されます。

サプリはこれまでにいくつか試したものの、効果を感じられたのはたった一つ(当時の記事)で、その製品も効きやすいのは2~4月の間だけでした。

そんな経験から、サプリよりも「鹿肉フード」の方に改善の可能性を感じています。

…が、またサプリに手を出しちゃいました。笑

症状が改善しない日々が続くと、つい藁にもすがりたくなってしまいます。

獣医師監修の「ペット用サプリメント」の広告を見ていると、猫の過剰グルーミングには乳酸菌で体質を改善するというアプローチもあるようです。

人間も腸内環境を整えることで病気やアレルギーが改善することがあるため、「腸」が健康のカギを握っていると考えられます。

もちろんサプリは「薬」ではないので、効果が確約されているわけではありません。

しかし現時点では理想的な鹿肉フード(チキン不使用、グレインフリー)が見つからず、改善の目途が立たない状況。

本当は超高級フード ZIWI(ジウィピーク)のベニソンを試したいのですが、高額すぎて手が届きません。。。

400g(1週間分)で約1万円、1ヶ月で4万円。。。

気軽には試せないので、ZIWIは最終手段としてとっておき、まずは乳酸菌サプリを試すことにしました。

過去に乳酸菌を試したことはありますが、「乳酸菌の種類や数」「乳酸菌の餌」が重要だと分かり、調べた中で最も本格的に研究されていると感じた Forema ラクトマンを選びました。

乳酸菌が36種類も配合されていることと、「死菌」だけでなく「生菌」も入っていることが決め手になりました。

「生菌」が入っているため冷凍保存という点も、他の乳酸菌サプリとは一線を画した「本気」を感じました。

ラクトマンと迷ったもう一つのサプリは、パラカゼイ菌(乳酸菌の一種)を強く推していたので、ラクトマンにも含まれているのかメーカーに問い合わせてみました。

すると、

  • ラクトマンにもパラカゼイ菌は含まれている
  • ただし1つの成分で腸内環境が改善するものではない
  • 最近パラカゼイ菌を盲信する人が増えていることに懸念がある

おーっと、危ない。

私もすっかりパラカゼイ菌を「魔法の薬」だと思い込んでいました。笑

体に良いものであるとは思いますが、それで疾患が治るかどうかは別の話。

「過剰グルーミングに効いたらラッキー」くらいの気持ちで試してみることにしました。

ラクトマンの形状は粉末で、パウチごはんに混ぜて与えました。

量は「体重5kgあたり、1日0.3g~1gが目安」とのことで、体重が約6kgのゼウスには毎日1gを与えていました。

しかし、難点が一つ。

わが家の計量器(キッチンスケール)は1g単位でしか量れないので、1.0gも1.9gも「1g」と表示されてしまいます。

0.1g単位の計量器を使っているお宅は少ないと思うので、専用スプーンが付属されていると良いなと思いました。

メーカーへ計量方法について問い合わせてみると、ラクトマン1gは耳かき4-6杯くらい。もしくはティースプーンの1/4くらいが目安」とのことでした。

わが家には耳かきもティースプーンもないので、とりあえずサーティーワンのスプーン山盛り1杯(約1g)を目安に、毎日与えることにしました。

乳酸菌が効きすぎて最初は下痢をしてしまう子もいるようですが、ゼウスは特に問題なかったです。

結果 ◆

現在、使い始めて約1ヶ月経ちましたが、過剰グルーミング減少しませんでした

ただ「便の匂いがかなり減った」という変化が見られたので、腸内環境は良くなったと感じています。

もしかしたら3ヶ月くらい続ければ、何らかの変化があるのかもしれませんが、今回は1袋で終了することにしました。

ダイエットに成功!【6.6kg→5.8kg】

2024年秋に過去最高の体重6.6kgをマークしてしまい、定期検診でもダイエットを勧められました。

実は夏頃から体重が気になっており、フードの量は減らしていたんです。

それなのに、どんどん増え続ける謎。。。

先述の通り、ちょうどキアオラ(カンガルー)が効かなくなってきたので、12月から同じキアオラのラム(羊肉)へ変更しました。

ラムには脂肪燃焼効果が期待されるアミノ酸の Lカルニチンが含まれているので、その働きに期待!

そして鹿肉のウェットフードも併用し始めました。

ウェットフードは水分が多いので、ドライフードと比べるとカロリーが低く、ダイエットの強い味方♪

こちらは1袋40g/24kcalなので、100gあたり60kcalという低カロリーです。(キアオラのラムは100gあたり380kcal)

1日3食のうち、1食をウェットフードにしました。

カロリー控えめですが、食べ応えのある量なので、食いしん坊のゼウスも満足そうでした。

そんなダイエットメニューを続けること2ヶ月。

2025年2月現在の体重は5.8kgになりました。

ダイエット大成功です!!

欲を言えば、鹿肉パウチで過剰グルーミングの改善も期待していましたが、ひとまず目標の1つが達成できて良かったです。

過剰グルーミングに関しては、毎年2~4月頃に緩和する傾向があるので、今年も季節性の良い影響が出てくれることを願っています。

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