PR

【過剰グルーミング13】再発と皮膚の定期検診

過剰グルーミング
スポンサーリンク

こんにちは、ネコリテです。

猫との暮らし方や悩み事など、実体験をもとにブログを書いています。

今回は11月からの再発状況皮膚の定期検診についてまとめました。

再発と今後の対策

9月下旬から落ち着いていた過剰グルーミング

それが11月半ばを過ぎた頃には…

11月下旬。お腹にカサブタあり

舐め壊しが再発してしまいました。(悲

毎年暑い時期に悪化しやすいので、秋になって落ち着いてきたと思ったのですが、寒さが増してきた11月下旬に再発。

発症は季節と因果関係があるように思うのですが、単純に「暑いのは×、涼しければ〇」という気温の問題だけではないのかもしれません。

例えば発症しにくい気温は25-30℃で、それ以外は暑すぎても涼しくなりすぎてもダメとか、季節特有の花粉が影響してるとか?

もしくは秋に落ち着いていたのは、鹿肉ふりかけが効いたのかもしれません。

ゼウスの過剰グルーミングが改善したのは、鹿肉を主原料とするフードがきっかけだったから、鹿肉には効果的な成分が含まれていると感じてるよ

この鹿肉ふりかけを与えていた期間は、9月~10月中旬。

そして過剰グルーミングがおさまっていた期間は、9月末~11月中旬。

フードやサプリで改善する場合は、効果を実感するまでに数週間~1ヶ月かかるので、タイミング的には鹿肉ふりかけが効いているように思いました。

ちなみにフードは7月~11月末まで、キアオラ(カンガルー肉)を与えていました。

キアオラはクプレラ(廃番になった鹿肉フード)の代わりに試したところ、クプレラと同等の改善効果を感じたので、「2代目神フード」として愛用しています。

しかし鹿とカンガルーでは、似ているようでやはり成分に違いがあり、それを補うために鹿肉ふりかけをトッピングしていました。

あまり期待しないで鹿肉ふりかけを使っていましたが、意外と良かったのかも?

ただ鹿肉ふりかけはカロリーが高いので、ダイエット中のゼウスにはちょっと不向きなのが難点。。。

カロリー100gあたり563kcal

フードのカロリーは100gあたり350kcalくらいが成猫用の標準で、400kcalは子猫(生後4ヶ月未満)にちょうど良いくらいのカロリー。赤ちゃん猫用のミルクは500kcalで高カロリーなんだけど、鹿肉ふりかけはミルク並みの高カロリーだよ

というわけで、鹿肉を追加しつつ、ダイエットも成功させるべくコチラを購入してみました。

鹿肉のウェットフードです。

こちらは1袋40g/24kcalなので、100gあたり60kcalという低カロリー!

ウェットタイプは水分が多いので、ドライタイプと比べるとカロリーが低く、ダイエット猫さんの強い味方♪

しばらくは【キアオラ+鹿肉ウェットフード】で様子を見ていきたいと思います。

カンガルーから「ラム」へ変更した理由

2024年からゼウスの主食として取り入れた、キアオラ・カンガルー

春にはよく効いていましたが、悪化しやすい夏には力及ばず…という結果でした。

\2024年 過剰グルーミング状況/

2024年皮膚保護服フードサプリ舐める頻度
1月なしクプレラ(鹿)+メディファスアレルゲン(豚)★★★
2月なしサンデーベッツ(ホキ)、キアオラ(カンガルー)★★★
3月なしキアオラ(カンガルー)★★
4月なしキアオラ(カンガルー)なし
5月なしクプレラ(鹿)+メディファスアレルゲン(豚)なし★★★
6月なしクプレラ(鹿)+メディファスアレルゲン(豚)なし★★★★
7月キアオラ(カンガルー)なし★★★★
8月キアオラ(カンガルー)なし★★★★
9月キアオラ(カンガルー)+鹿肉ふりかけなし★★★★
10月なしキアオラ(カンガルー)+鹿肉ふりかけなし★★
11月キアオラ(カンガルー)なし★★★
12月キアオラ(羊)なし★★★★

<舐める頻度>
★☆☆☆☆ 正常なグルーミング
★★☆☆☆ ときどき舐める
★★★☆☆ 薄毛や脱毛が見られる
★★★★☆ 舐め壊してカサブタができる
★★★★★ 眠れないほど執拗に舐め続ける

過剰グルーミングの原因がわからないので、飼い主の体感的に、

  • フードの原材料は、チキンと穀物を避ける
  • 鹿肉に過剰グルを抑える成分が含まれていそう

この2点を軸にフードを選んでいます。

現状のキアオラ・カンガルーでも悪化してしまったので、他の肉原料も試してみることにしました。

そして12月から与え始めたのが、キアオラのラム&レバー

初めての羊肉です。

もはや鹿肉の要素はゼロですが、カンガルーも「見た目が鹿に似ている」という個人的判断だったので、鹿肉要素ゼロなのかもしれません。

【ニホンジカ】偶蹄目 シカ科
【カンガルー】カンガルー目 カンガルー科
【羊】偶蹄目 ウシ科

生物分類上、鹿と羊は偶蹄目(ひづめが2本または4本)に属しているため、羊の方がカンガルーより鹿に近いのかも?という淡い期待を抱いています。笑

鹿肉成分はウェットフードで摂取するとして、「症状が悪化しない肉原料を探す」ことを目的に試してみたいと思います。

そしてラムを選んだもう一つの理由が、ダイエットへの効果です。

ラムには脂肪燃焼効果が期待されるアミノ酸Lカルニチンが含まれているため、その働きにも期待しています。

キアオラ・カンガルーも「高たんぱく、低カロリー」で健康的なフードでしたが、給餌量を規定の7割に減らしても、ゼウスの体重はどんどん増えてしまいました。

現在6.6kgなので、ラムとウェットフードの効果で、5.8kgくらいまで減量できればと思っています。

皮膚の定期検診

ステロイドをやめた結果

現在ゼウスの過剰グルーミングは「病院で治療」ではなく、「定期的に先生に相談しながら症状をコントロールする」というスタイルになっています。

医学的な治療は、出血するほど舐め壊す時期に「ステロイド」を服用するくらい。

2021年に発症して以降、病院での治療や検査はやり尽くしたので(詳しくはこの記事)、

  • 合うフードを見つける
  • 舐め壊しがひどくなる前に皮膚保護服で予防

この2点が現在の「過剰グルーミングのとの向き合い方」になっています。

今回の定期検診では、ステロイドの使用方法について相談しました。

12月上旬の患部

ステロイドを飲ませている目的は、

  • 【予防目的】かゆみを減らして舐め壊しを予防する
  • 【治療目的】舐め壊しによる皮膚炎を治す

数年前に初めてステロイドを飲ませた時は、【予防目的】としての効果がテキメンでした。

そのためアレルギーによる「かゆみ」が過剰グルーミングの原因と考えられていましたが、ステロイドを服用中も舐め続けるようになったため、「ストレス」や「癖」といった心因的な要因の可能性も見えてきました。

過剰グルーミングが悪化している時期だけ服用していますが、最近は予防・治療どちらも効き目があまり感じられないので、その件について先生に相談をしました。

すると、

「一旦ステロイドはやめてみましょう。また舐め壊しがひどくなった時に、量を増やして飲ませてみましょう」

とのことでした。

ゼウスの場合、ステロイドの量は「通常の皮膚病で処方される半分以下」になっています。

それで効き目がかなりマイルドになっているのかもしれませんが、「飲んでも飲まなくても症状が変わらない」ならダラダラと飲ませる必要はないので、投薬をやめて様子を見ることに。

着用サイズC2L、体重6.6kg

ひとまず皮膚保護服を着ていれば皮膚炎が悪化することはないので、ステロイドなしでグルーミングの頻度を観察していました。

この時点でグルーミング状況は「レベル4」。

そして約2週間後、舐める頻度は変わらず「レベル4」のままでした。

眠れないほどの執拗さはないけど、皮膚保護服がないと舐め壊してしまうレベル。

やはりステロイドは効いていない様子。

唯一の医学的治療法も中止となったので、残るはフードを試行錯誤していくことのみ。

鹿肉ウェットフードが効いてくれると良いなぁ。。。

首輪ハゲ問題

定期検診では、首輪ハゲについても相談しました。

「白い首輪を付けてるの!?」

というくらい、見事に首輪の部分だけつるっパゲになっています。

わが家の猫たちは全員ぽぽねこさんのハゲにくい首輪を着用しており、老猫ちゃんは全くハゲず、黒猫ノワちゃんは一部が薄くなる程度です。

ゼウスだけなぜかハゲてしまう。。。

過剰グルーミングなのも、もともと皮膚(毛根?)が弱いせいなのかもしれません。

万が一皮膚病だったらいけないので、先生に相談してみましたが、

「毛質がふわふわしてる子は、首輪とかハゲやすいですよ」

とのことで、特に病気ではありませんでした。

タイトルとURLをコピーしました