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赤ちゃん猫の【週齢】を簡単に見分ける方法

赤ちゃん猫の育て方
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「子猫」と一口に言っても、生まれたばかりの乳飲み子猫と、生後1ヶ月の子猫では、食べるものや必要な飼育用品が異なります。

そのため子猫を拾ったら、まずは週齢を確認する必要があります。

この記事では子猫を見て、「生後〇週間くらいかな?」とざっくり推測できる方法を説明していきます。


生後0日~10日くらいの子猫の特徴

生後7日~10日頃に目が開きます

なのでまだ目が開いていなければ「生後1週間未満かな?」と推測できます。

さらにへその緒が付いていれば、生後3日以内くらいだと絞り込むことができます。

主食は子猫用ミルクで、まだキャットフードや缶詰などの固形物は食べられません。

尚、体重には個体差がありますので、「健康体で生まれてきて、栄養状態も良好な子猫」の一例として目安にしてください。


生後2週間くらいの子猫の特徴

目が完全に開き、耳がまだ小さければ、生後2週間くらいと推測できます。

赤ちゃん猫の特有の外見、通称「ヨコミミ期」です。

成猫と比べて、耳の位置が横の方に付いています。

ここから1週間くらい経つと、耳が大きくなり、猫らしい姿になっていきます。


生後3週間くらいの子猫の特徴

こんな感じの見た目になると、乳歯が生え始めます。

【歯が生えてくる=そろそろ固形物が食べられますよ】

というサインです。

耳がやや小さめで、歯が生えていたら「生後3~4週間くらいかな?」と推測できます。

この時期から離乳食(やわらかいキャットフード)を食べる練習を始めますが、まだ胃腸が固形物をうまく消化できないことがあります。

下痢をしてしまったり、「ミルクか離乳食、どちらを与えて良いかわからない!」という場合は、ミルクを与えてください

生後1~2ヶ月の子猫の特徴

こんな感じの子猫は、生後1~2ヶ月頃と推測できます。

耳がしっかり大きく、赤ちゃん猫っぽさが抜け、乳歯も生えそろっています。

このくらいの見た目であれば、子猫用のドライフードが主食になりますので、成猫と同じような飼い方ができます。


見分け方のまとめ

生後1週間未満→目が開いていない。ヨコミミ。主食は子猫用ミルク

生後2週間くらい→目が開いている。ヨコミミ。主食は子猫用ミルク

生後3~4週間くらい→目が開いている。ヨコミミの終わりかけ。歯が生え始めている。主食は子猫用ミルクか離乳食だが、下痢をしていたり、判断が難しい場合は子猫用ミルク

生後1~2ヶ月→乳歯が完全に生えそろっている。体重の目安は500g~1kgくらい。主食は子猫用のキャットフード


子猫用ミルクの注意点

子猫用ミルクの代わりに【牛乳】を与えるのは厳禁です!

猫は牛乳に含まれる乳糖をうまく分解できないため、下痢を引き起こすことがあります。

下痢が続くと体から水分がなくなり、脱水症状に陥ってしまうため、あっというまに命に危険が及びます。

子猫用ミルクはホームセンター等に売っていますが、入手困難な場合は動物病院へ連れて行くか、動物愛護センターへ相談してください

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