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【過剰グルーミング8】動物病院の選び方

過剰グルーミング
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こんにちは、ネコリテです。

猫との暮らし方や悩み事など、実体験をもとにブログを書いています。

今回は猫の過剰グルーミングを治したい飼い主さんに向けて、動物病院の選び方についてお伝えします。

良い動物病院とは?

人間の病院と同じように、動物病院もピンキリです

獣医さんの腕の良し悪し、知識量、医療設備、動物への熱意など、病院によって大きく差があります

そして「良い動物病院」の定義も、飼い主さんによって異なります。

例えばこんな場合。

愛猫が嘔吐をした。病院でいろいろ検査をしたけど異常なし。胃腸薬を出されて数日後に治った。

Aさん「しっかり診てもらえて、安心できた!」

Bさん「本当に必要な検査だったの?治療費が高額で不信感…」

満足している女性と不満な女性

同じ治療内容でも、飼い主さんの受け取り方は様々です。

もし検査をしない病院だったら、Aさんには不安が残り、Bさんは安い治療費で満足だったでしょう。

つまり「良い動物病院」とは、飼い主さんが動物病院へ求める優先順位によって変わるのです。

あなたは動物病院に「何を」求めてる?

飼い主さんが動物病院に求めていることは、愛猫の病気/ケガを治すことですよね。

では、それ以外で「何を」かかりつけの決め手にしていますか。

  • 家から近いこと?
  • 治療費が安いこと?
  • 話しやすい先生であること?
  • 予約システムの有無?
  • 土日も診療してること?
  • なんとなくずっと通ってるから?

このブログの読者さんは過剰グルーミングに悩む飼い主さんが多いので、その点で動物病院の選び方をお話しますね。

結論。過剰グルーミングで病院を選ぶなら、あなたがストレスなく通える動物病院がベストです。名医である必要はありません。

理由は猫の過剰グルーミングを治せる病院が少ないので、完治させること」を病院選びの最優先にする必要がないから。

残念ながら「皮膚病の治療実績が豊富!」という動物病院は、ほとんどが犬の皮膚治療です。。。

むしろ「猫の過剰グルーミング治療が得意です!」と掲げている病院を見つけたら、遠方でも通う価値はあると思います。

過剰グルーミングの通院目的

過剰グルーミングで病院へ行く目的は、大きく分けて3つあります。

それは

  1. 原因を特定する
  2. 対症療法=悪化しないよう維持
  3. 相談相手

では詳しく解説していきますね。

治療の第一歩は「原因」を見つけること

まずは愛猫の過剰グルーミングが「医療で治る症状かどうか」を見極めることが大切です。

例えば食物アレルギーでしたら、フードを療法食へ変更することで症状はおさまります。

原因さえ分かれば、過剰グルーミングから解放される可能性は高いのです。

ただし…

推測される原因がアレルギー・ストレス・別の病気など多岐にわたるため、一つずつ原因を消していく必要があり、特定までに数ヶ月かかることがあります。

これで心が折れてしまう飼い主さんは多いし、なんなら、さんざん調べても特定に至らないことが多いのが現実。。。(涙)

でも薬や療法食で治るものなら、諦めてしまうのはもったいないので、まずは病院で病気やアレルギーの可能性を調べてもらうことが最優先です。

試行錯誤するのは「原因不明が確定」してからになります。

対症療法で通院

原因がわからない場合、治療法はありません。

できることは対症療法のみです。

グルーミングしすぎて薄毛になる程度なら良いですが、こんな風に皮膚炎を起こしてしまったら治療が必要です。

猫の過剰グルーミング

放置しているとどんどん悪化してしまうので、かゆみ止めや炎症を抑える薬を処方してもらいます。

つまり過剰グルーミング自体を抑えるというより、起きてしまった症状のための通院ですね。

獣医さんは良き相談相手

過剰グルーミングでは、八方塞がりになってしまう飼い主さんも多いです。

『これ以上どうしたら良いの…』

悩みを共有できる相手がいない弱音を吐くことができないことが、さらに飼い主さんを追い詰めてしまいます。

そんな時はぜひ獣医さんに愚痴ってください!

獣医さん

もし今のかかりつけがあまり話を聞いてくれない先生なら、別の病院へ行きましょう。

そのくらい先生との相性は大切です。

先ほどお伝えした通り、

過剰グルーミングで病院を選ぶなら、あなたがストレスなく通える動物病院がベストです。名医である必要はありません。

だって過剰グルーミング自体は医療で治せないから。

悪化した時に対症療法は必要だけど、それならどの病院でもやることはほぼ同じ。

だったら飼い主さんのモチベーションが下がらない病院を選ぶべき!

もはや動物病院は愛猫の過剰グルーミングを治すためではなく、飼い主さんのメンタル回復のために行くと言っても過言ではないです。

動物病院へ行くのって、結構疲れませんか?

キャリーは重いし、待ち時間は長いし、それでいて症状が改善しないなんて辛すぎる。。。

だったら「今日は先生にこの話を聞いてもらおう!」と、病院へ行く目的を決めておくと、通院のストレスも減らせるかと思います。

セカンドオピニオンで選びたい病院

「過剰グルーミングは医療で治せない」のが基本ですが、それでも医療に期待したいのが飼い主ゴコロ。

治せる病院を探すのも、もちろんアリだと思います。

ただ闇雲に探してもなかなか名医には出会えないので、まずは専門医が在籍している病院を選択することをおすすめします。

獣医さんは動物の全身を診ますので、得意・不得意な分野があります。

最近の動物病院は人間の診療のように「皮膚科」「腫瘍科」「歯科」など、専門で診てくれる動物病院が増えました。

獣医皮膚科には下記2つの資格がありますので、お住まいの地域で検索してみてください。

アジア獣医皮膚科専門医 ←日本に数名しかいません
日本獣医皮膚科学会認定医 ←全国で100名くらい

次回は我が家の病院体験談を書きますね!

 

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