こんにちは、ネコリテです。
猫用品は種類が多く、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
この記事では、猫歴30年以上の私が最終的に「これだ!」とたどり着いた猫用キャリーバッグを紹介します。
「リアルな使用状況を知りたい」「うちの子に合うアイテムを見つけたい」という方の参考になれば嬉しいです。
どんなキャリーバッグを選べばいい?
猫歴30年以上、今までいろんなキャリーバッグを使ってきました。
見た目が良くても使いづらかったり、汚れのお手入れに困ったり…。
もちろん「良いキャリーバッグ」の基準は飼い主さんによって様々ですが、私が必ずチェックしているのはこの3つ。
- 丸洗いできる
- 上部から出し入れできる
- パーツが分解できる
猫のキャリーバッグで最も出番が多いのは、病院へ連れていく時。
病院が苦手な子は、キャリーバッグへ入る段階からひと苦労…ということもあります。
そこで今回は「病院嫌いな猫」に悩む飼い主さん向けたキャリーバッグ活用法を、わかりやすく紹介します。
シャーシャー猫におすすめのキャリー
上部のフタが超便利!
キャリーバッグ=通院で使うもの
と考えると、病院でシャーシャーと怒ってしまう猫には、診察台でサッと出し入れしやすいキャリーバッグが便利です。
わが家では通院用に、こちらの2ドアタイプを使っています。

上のフタが大きく開くので、シャーシャー怒っていても取り出しやすいです。

診察の内容によっては、キャリーに入れたまま処置できるのも嬉しいポイント。
さらに材質選びも重要で、私はプラスチック製をおすすめします。
病院が苦手な猫は、緊張でおもらしをしてしまうことがあるため、帰宅後にサッと洗えることがとても重要だからです。
さらにパーツを分解できるタイプなら、汚れた部分だけを外して洗えるのでお手入れがぐっと楽になります。

布製でも洗えるタイプはありますが、乾くまで時間がかかり、外干しができない日は特に不便。
その点、プラスチック製なら丸ごと水洗いや塩素消毒もでき、すぐに次の通院にも使えるので安心です。
\わが家の愛用キャリーはコレ/
裁縫不要!簡単に作れるキャリーカバー
病院嫌いな猫は、デリケートな性格の子が多いので、キャリーを覆うカバーの装着がおすすめ。
わが家では簡易的に、上部と正面の扉だけを目隠ししています。

私は裁縫が苦手なので、材料は「フェイスタオル1枚」と100均の「裾上げテープ」のみで作りました。

- タオルに取っ手用の穴をカット
- カットした部分に裾上げテープを貼り付け(ほつれ防止)
これだけで完成です。
猫に「キャリー=病院」とバレない方法
病院へ行く準備をしていると、不思議と猫は気付いてしまいます。
「キャリーを見ると逃げるので、捕まえるのが大変!」
そんな飼い主さんも多いかと思います。
勘の鋭い猫様にバレないよう動くのは難しいですが、キャリーに慣らしておくことで、病院前の一苦労が減らせるかもしれません。
その方法は、ふだんから部屋にキャリーを置いておくことです。

扉を取り外して「隠れ家」や「寝場所」として活用することで、「キャリーを見たら逃げる」ことはなくなります。
最初は警戒してキャリーを避けるので、毛布などで覆っておくと良いです。

1週間以上経ってもキャリーに近寄らない子は、キャリーを分解して活用します。
わが家のキャリーは「上」「下」「扉」に分けることができるので、「下」のパーツだけを使います。

こんな風に毛布で覆い、ベッドとして置いておきます。

ここでお昼寝してくれるとキャリーに自分の匂いが移るので、通院時も「慣れた匂い」に包まれて、少しでも安心につながればと思います。
