こんにちは、ネコリテです。
猫との暮らし方や悩み事など、実体験をもとにブログを書いています。
今回は愛猫が敷布団に粗相をしてしまった件について、わが家での対処法をまとめました。
やられた!敷布団に猫のおしっこ
わが家の黒猫ゼウスは、人間用のベッドでよく昼寝をしています。
ある日、やたら布団をカキカキしているなと思ったら、敷布団におしっこをしていました…。

ふだんはトイレで排泄していますが、過剰グルーミングの予防で皮膚保護服を着用している時は、時々ソファに粗相をしてしまうことがあります。
そのためソファは防水カバーで対策していたのですが、寝具に粗相をしたのは初めてだったので、驚きました。
しかも最近は過剰グルーミングが落ち着いて、皮膚保護服も着ていないのに…。
おそらく数日前に設置したばかりのベッドだったので、匂い付けでマーキングしてしまったのかな?と思います。
敷布団にも防水カバーは装着していましたが、完全に防ぎきることはできず、敷布団に1/3量くらい染みてしまいました。
この黒い輪っかの中が、粗相をされた位置です。

量が少なかったこともあり、尿の色はとても薄いのですが、アンモニア臭は強めでした。
さすが猫のおしっこ、匂いが強烈です…。
位置が敷布団のド真ん中なので、家で手洗いすることが難しく、クリーニングやコインランドリーで洗うことを考えました。
しかし10年以上前に敷布団に粗相をされたことがあるのですが、その時に布団専用コインランドリーで利用できるか確認したところ、
「排泄物や吐瀉物が付着したものは、衛生上、コインランドリーで使用できません」
と断られた経験がありました。
そりゃそうだよね…。
コインランドリーで敷布団が洗えた!
コインランドリー以外での選択肢は、ペットの粗相専門の宅配クリーニングというサービスがありました。
これなら気兼ねすることなく依頼でき、洗い上がりのクオリティも高そうです。
しかしその分、料金も高かった…。
数千円で買った敷布団に、1万円以上のクリーニング代をかけるのはもったいない…。
いっそ処分して買い替えることも考えましたが、その前にダメもとで、近所のコインランドリーへ確認してみました。
すると、
「ペットが粗相をしたお布団ですか?大丈夫ですよ。そういうお客さん、よく来られます」
と言われ、なんとか解決の光が見えました。
しかしもう一つ、コインランドリーで洗うにはハードルがありました。
それが敷布団の素材。
洗濯表示タグは「水洗い・丸洗い不可」「乾燥機不可」となっていました。


洗濯関係は全滅です…。
ちなみにニトリの「抗菌消臭防ダニ敷布団2」という製品になります。
素材にウレタンは使用されておらず、ポリエステル100%なので洗えそうですが、念のためコインランドリーのスタッフさんに確認しました。
結果、洗濯可能でした♪
キルティング加工がされていない敷布団は、洗濯後に綿が寄ってしまうため難しいそうですが、スタッフさんに見ていただいたところ、しっかりキルティングが縫い付けられているのでOK!とのことでした。
【体験談】お布団ランドリーの手順
今回利用したコインランドリーは「セルフ洗濯」と「おまかせ洗濯」の2種類がありました。
「セルフ洗濯」は自分で洗濯機や乾燥機を操作する、いわゆる一般的なコインランドリーのタイプ。料金は約2,000円
「おまかせ洗濯」はスタッフさんに布団を預け、仕上がったら取りに行くクリーニングのようなタイプ。料金は約3,000円
私は「セルフ洗濯」を選びました。
初めて利用する場合は、スタッフさんに教えてもらうのがおすすめです!お店によってスタッフ常駐日/時間帯が決まっているので事前にHP等で確認を。
【1】布団をロール状に丸め、専用の洗濯ネットで覆う
ぎゅーーっと洗濯ネットで縛り上げるので、けっこう力が必要でした

【2】丸めた布団を大型洗濯機へ入れて30分洗う
ドラム式なので、布団はC型にして曲げてねじ込む感じ。布団のサイズがダブルだったので、洗濯機内はぎゅうぎゅう詰め!これで本当におしっこ臭が消えるの?と心配になりました
【3】洗濯完了した布団をほどいて、布団乾燥機へ移動
ほどいた時に布団から小さ木炭?のような黒いかたまりが出てきました。布団を巻く際にはなかったので、洗濯機内に残っていたゴミかも。そのせいか布団には数ヶ所、黒い汚れが付着。しかし「おしっこが付いた布団を洗えるコインランドリー」なので、これくらいは我慢せねば…と衛生面は妥協



【4】布団乾燥機はシングル用しかなかったので、ダブルは端を折って15分乾燥。その後、折り目を変えてさらに10分乾燥

【5】完成!
しっかりと乾き、おしっこ臭も完全に消えていました♪
【今後の対策】自宅で洗える敷布団を購入
今回はコインランドリーで対応できましたが、今後も粗相が起こる可能性を考え、自宅で洗える敷布団を買い足すことにしました。
シングルベッドなのに、余っていたダブル敷布団を臨時で敷いていたため、シングルの敷布団があった方が良いなと思いました。
「自宅で洗える布団」というと、イメージするのは家の洗濯機での丸洗いですよね?

しかし「自宅で洗える敷布団」という定義が、商品によって様々ということがわかりました。
大きく分けると3種類あります。
- イメージ通りに、家の洗濯機で丸洗いできる布団
- 中のクッション材にウレタンが使われており、カバーだけを家の洗濯機で丸洗いできる布団
- 中のクッション材が三次元スプリング構造で、シャワーで洗える布団
お値打ちなのは、アイリスオーヤマの洗える敷布団でした。
敷布団がファスナーで3分割にできるので、わが家の小さめのドラム式洗濯機(容量6kg)でも洗えそうだなと思いました。
しかし口コミを見ると、「洗った後に綿が寄って戻らない」というケースもあるようなので、やめておきました。
いろんな製品を比較し、最終的に選んだのがこちら。
三次元スプリング構造で、シャワーで洗える布団です。
高価な製品が多い三次元スプリングの中では、リーズナブルな価格帯でした。
厚さ10cmですが、念のため下に5cmのマットレスを敷いて使っています。
底つき感がなく、寝心地も快適です。
三次元スプリング構造はシャワーで洗える以外に、通気性が良く、蒸れにくいというメリットもあったのも購入の決め手になりました。