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【猫の腎臓病2】吐き戻しがおさまらない

ノワ治療中
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こんにちは、ネコリテです。

猫との暮らし方や悩み事など、実体験をもとにブログを書いています。

今回は腎臓病を患う愛猫の吐き戻し治療記録をまとめました。

愛猫プロフィール

ノワール/女の子

2016年7月生まれ

健康優良児だったが、7歳の時に「左の腎臓が萎縮して機能していない」ことが発覚。右の腎臓も萎縮が見られる。

2024年6月時点で腎臓ステージ2。CRE2.38、SDMA16.5

【2024年1月】吐き戻し

1月中旬。ふだん毛玉もあまり吐かない子が、2日連続でフードを吐きました。

元気で食欲もありましたが、ピンク色の血が混ざるようになったので病院を受診。

この診察でエコー検査をしてもらった時に、初めて左腎が機能していないことが発覚しました。(3ヶ月前の血液検査は正常値でした)

ひとまず腎臓と今回の吐き戻しは関係なさそうで、胃腸薬のオメプラールを処方してもらいました。

すると2-3日で回復しました。

医学的に吐き戻しは2種類に分けられます。

【嘔吐 おうと】胃に入った後の食べ物を吐くこと→胃腸疾患の疑い

【吐出 としゅつ】胃に入る前の未消化物を吐くこと→食道疾患の疑い

本記事ではどちらに該当するか明確ではないので、「吐き戻し」と表現しています

【2024年6月】再び吐き戻し

6月上旬から、再び吐き戻しが始まりました。

今回は毛玉を吐き出した後から、フードも吐き戻すようになったので、

「毛玉を吐いたのがきっかけで、胃液などが食道に逆流して荒れてしまったのかも?」

という獣医さんの見立てでした。

元気はあり、食欲はいつもの7割程度。

前回と同じ胃腸薬(オメプラール)を処方してもらい、2-3日で治ると思っていたら。。。

オメプラールを投薬して5日経っても、1日1回の吐き戻しが続いていました。

元気と食欲はあるけど、ピンク色の血混じりの吐きが止まらない。

再び病院を受診しました。

血液検査は腎数値が少し上がっているものの、吐き戻しに関連するような異常値はありませんでした。

エコーで見てもらうと、

「けっこう炎症がひどいですね。これはノワールちゃん、しんどいと思いますよ」

と言われました。

本猫は吐く以外はいつも通りの様子でしたが、これが俗に言う“猫は不調を人に見せない”というものなのかなと思いました。

思ったより胃腸のダメージが大きそうだったので、追加でアルサルミン(胃粘膜保護の薬)を投薬することになりました。

するとアルサルミンのおかげか、オメプラールが効き始めたのかわかりませんが、吐き戻しの頻度が減ってきました

ノワール吐き戻しの治療記録

吐かなくなるまでに10日かかりました。

最後に吐いてから1ヶ月経ちましたが、一度毛玉のかたまりを吐いたのみで、症状は落ち着きました。

今回の吐き戻しで、とある推測が浮かびました。

それが

「吐き戻しと腎臓病に因果関係があるかも?」

ということ。

昨年腎臓病で亡くなった老猫は、数年前から吐き癖がありました。

元気で健康診断も良好でしたが、週に1-3回くらい吐いていました。

かかりつけで検査をしても原因がわからず、セカンドオピニオンへ行っても原因不明。

そしてどの先生も「腎臓病とは関係ない」とおっしゃいました。

しかし周りの猫仲間さん3名は、

「腎臓病が発覚する少し前、または数年前から愛猫が頻繁に吐くようになった」

と言っていました。

もちろんデータ数が少ないので、信ぴょう性に乏しく、ただの偶然なのかもしれません。

でも獣医学で解明されていない、何か因果関係があるのかも?と考えずにはいられません。

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