こんにちは、ネコリテです。
猫との暮らし方や悩み事など、実体験をもとにブログを書いています。
今回は腎臓病を患う愛猫の吐き戻し治療記録をまとめました。
ふだん吐かない子が…
【2024年1月】吐き戻し
1月中旬。ふだん毛玉もあまり吐かない子が、2日連続でフードを吐きました。
元気で食欲もありましたが、ピンク色の血が混ざるようになったので病院を受診。
この診察でエコー検査をしてもらった時に、初めて左腎が機能していないことが発覚しました。(3ヶ月前の血液検査は正常値でした)
ひとまず腎臓と今回の吐き戻しは関係なさそうで、胃腸薬のオメプラールを処方してもらいました。
すると2-3日で回復しました。
【2024年6月】再び吐き戻し
6月上旬から、再び吐き戻しが始まりました。
今回は毛玉を吐き出した後から、フードも吐き戻すようになったので、
「毛玉を吐いたのがきっかけで、胃液などが食道に逆流して荒れてしまったのかも?」
という獣医さんの見立てでした。
元気はあり、食欲はいつもの7割程度。
前回と同じ胃腸薬(オメプラール)を処方してもらい、2-3日で治ると思っていたら。。。
長引く吐き戻し
オメプラールを投薬して5日経っても、1日1回の吐き戻しが続いていました。
元気と食欲はあるけど、ピンク色の血混じりの吐きが止まらない。
再び病院を受診しました。
血液検査は腎数値が少し上がっているものの、吐き戻しに関連するような異常値はありませんでした。
エコーで見てもらうと、
「けっこう炎症がひどいですね。これはノワールちゃん、しんどいと思いますよ」
と言われました。
本猫は吐く以外はいつも通りの様子でしたが、これが俗に言う“猫は不調を人に見せない”というものなのかなと思いました。
思ったより胃腸のダメージが大きそうだったので、追加でアルサルミン(胃粘膜保護の薬)を投薬することになりました。
するとアルサルミンのおかげか、オメプラールが効き始めたのかわかりませんが、吐き戻しの頻度が減ってきました。
吐かなくなるまでに10日かかりました。
最後に吐いてから1ヶ月経ちましたが、一度毛玉のかたまりを吐いたのみで、症状は落ち着きました。
吐き戻しは腎臓病の前兆?
今回の吐き戻しで、とある推測が浮かびました。
それが
「吐き戻しと腎臓病に因果関係があるかも?」
ということ。
昨年腎臓病で亡くなった老猫は、数年前から吐き癖がありました。
元気で健康診断も良好でしたが、週に1-3回くらい吐いていました。
かかりつけで検査をしても原因がわからず、セカンドオピニオンへ行っても原因不明。
そしてどの先生も「腎臓病とは関係ない」とおっしゃいました。
しかし周りの猫仲間さん3名は、
「腎臓病が発覚する少し前、または数年前から愛猫が頻繁に吐くようになった」
と言っていました。
もちろんデータ数が少ないので、信ぴょう性に乏しく、ただの偶然なのかもしれません。
でも獣医学で解明されていない、何か因果関係があるのかも?と考えずにはいられません。